今日(日付変わって昨日)、友達と会って、頼んでいた松尾さん本をやっと受け取ることができました。
達郎さんの前回ツアーのパンフレットと一緒に撮ってみました。
山下達郎さんが序文を寄せているのですが、その最後のほうにこう書かれています。
1998年、私のライブに松尾くんがおいで下さり、終演後に彼と初めて相対した時の私の第一声は「ついに松尾潔が俺のライブに来る時代が来た!」
私より15歳年下の熱血同好の士&師は、恥ずかしそうにはにかんでおりました。
これを読んで「あーそうそう!これ、当時松尾さんが言ってたよ!」と思い出しました。(^^)
当時、その話をどこかに書いたはずだよなぁ・・・
でも、1998年、まだブログもmixiもやってないなぁ・・・
ってことは放置しっぱなしのBIGLOBEの自分のホームページかなぁ・・・
というわけでググッてみて辿りつきました、自分のページにw
1999年2月4日 山下達郎コンサート / Elly's World
ページのタイトルにもあるように、実際には1999年2月4日のことだったようです。
達郎さんのツアーって、秋に始まって年を越して早春ぐらいまで、みたいなスケジュールが結構多いので、達郎さん的には「1998年度のライブ」っていう記憶だったのでしょうかね。
この2月4日って、達郎さんの誕生日なんですよね。
そして、この1999年2月4日のライブのもようは、2012年の達郎さんのシアターライブで使われていましたね。
「あーこの日この会場にいた〜〜」って思いながら見てました。(^^)
ライブレポの内容、BIGLOBEだけに置いとくのはもったいないので、こちらに再掲してみたいと思います。
もう何年も放置しているBIGLOBEのページですが、毎月維持費がかかってるんです。
いつか引っ越したいと思っているのですが、今回みたいな場面で役に立つことを考えると、なかなか引っ越せないんですよねぇ。(^^;)
まぁある意味、10年以上も前の情報のクラウド化(ググれば自分が過去に記録しておいたことが探し出せる)だと思えば、データ維持費としての出費はしょうがないかな、なんて。
以下、
http://www2u.biglobe.ne.jp/~elly/live/_19990204.htmlからの再掲です。
文中に出てくる「Dr. B 氏」のことは思い出せるのですが、「Dr. D 氏」が一体誰のことだったかどうにも思い出せないという状態(^^;)
15年の年月の経過ってそういうことなんですかねぇ・・・
JACCS PRESENTS
山下達郎
Performance 1998-1999
1999年2月4日 at NHKホール(キャパ3443人)
2階C17列10番
なんとこの日は達郎さんの46歳の誕生日だったのでした。
LIVE後のパーティーには、なんとアノ人も来ていたんだって!
読んでみて下さい。(^^)
TOUR SCHEDULE
● 10/08(木):府中の森芸術劇場どりーむホール
● 10/12(月):宇都宮市文化会館
● 10/14(水):大宮ソニックシティ
● 10/17(土):長野県県民文化会館
● 10/19(月):松山市民会館
● 10/22(木):大阪・フェスティバルホール
● 10/23(金):大阪・フェスティバルホール
● 10/27(火):宮城県民会館
● 10/29(木):秋田県民会館
● 11/02(月):大阪・フェスティバルホール
● 11/03(火):大阪・フェスティバルホール
● 11/06(金):金沢市観光会館
● 11/10(火):郡山市民文化センター
● 11/12(木):岩手県民会館
● 11/15(日):宮城県民会館
● 11/16(月):山形県県民会館
● 11/21(土):北海道厚生年金会館
● 11/22(日):北海道厚生年金会館
● 11/25(水):静岡市民文化会館
● 12/01(火):新潟県民会館
● 12/02(水):新潟県民会館
● 12/06(日):アクトシティ浜松
● 12/10(木):大阪・フェスティバルホール
● 12/11(金):大阪・フェスティバルホール
● 12/15(火):広島郵便貯金ホール
● 12/16(水):広島郵便貯金ホール
● 12/18(金):島根県民会館
● 12/20(日):神奈川県民ホール
● 12/23(水):中野サンプラザホール
● 12/24(木):中野サンプラザホール
● 12/27(日):中野サンプラザホール
● 12/28(月):中野サンプラザホール
● 1/07(木):名古屋国際会議場センチュリーホール
● 1/08(金):名古屋国際会議場センチュリーホール
● 1/12(火):福岡サンパレス
● 1/13(水):福岡サンパレス
● 1/16(土):NHKホール
● 1/17(日):NHKホール
● 1/20(水):ふくやま芸術文化ホール
● 1/23(土):大分県立総合文化センター
● 1/25(月):宮崎市民文化ホール
● 1/28(木):鹿児島市民文化ホール第一
● 1/29(金):鹿児島市民文化ホール第一
● 2/03(水):NHKホール
● 2/04(木):NHKホール
● 2/08(月):倉敷市民文化会館
● 2/10(水):大阪・フェスティバルホール
● 2/11(木):大阪・フェスティバルホール
まず最初に 今回のLIVEを楽しめたのは、Dr. D 氏と、Dr. B 氏からの予備知識があってこそでした。二人のDr. に感謝。
実に7年ぶりのツアー。前回のツアー(こちら参照)のときはまだ学生だったなぁ.....
「COZY」のアルバムが発売されたとき、新聞にツアースケジュールが載ってて、「よし、今回も行くぞ!」と思ったんだけど、引越ししたりしたもんで、なんかタイミングを失い、「もういいや、あきらめよう」と思ってたんですよね。
でも、とあるところで、今回のLIVEはとてもよかったという感想を聴いたので、「やっぱり行かねば!」と思い、チケットぴあで入手しようとしたら、既に売り切れ。(--;)
考えてみれば御大山達氏、公演日の2週間前では売り切れてるのも当たり前....
でもやっぱりあきらめきれず、「ぴあ以外なら残ってるかも」ということでLAWSONチケットに電話してみたら、なんと幸運なことにチケット取ることが出来ました。やっぱあきらめちゃいかんね。(笑)
取れたのは2階のおそらく後ろの方の席だけど、行けるだけまし。
そういや、NHKホールって、小学生か中学生の時、親と旅行に来て、「NHK見学コース」っていうので入って以来だなぁ..... パイプオルガンがあったっていうのだけ、はっきりと覚えてる。
そして当日。渋谷の街からNHKホール目指して歩いてると、ホールにはまだ数100メートルあるような場所で「山下達郎チケット譲ってください」なんて書かれたボードを首に下げてる人がいたよ。お気の毒に。(^^;) LAWSONチケットは確認してみたの〜? そんなの大きなお世話か。
で、もうちょっと歩くと、NHKホールはまだまだ向こうだよ、ってなところなのに、ダッフィー(ダフ屋)がいっぱい。で、何故か、「山下達郎、Kiroroのチケットあるよ」とか言っている。なんでKiroro? この謎は達郎氏のMCで明らかになる。
そして会場に到着。今回はJACCS PRESENTS ということで、ロビーには、サラリーマン姿の爆笑問題と加藤晴彦君の例のCMのポスターがたくさん貼ってました。(ちょっとこのポスター欲しかったな^^;)JACCSカードキャンペーンもやってました。
とりあえずグッズ売り場へ。パンフが¥1,800と安かったのと、なんか他では入手できないCDとやらがあったので買う。CDは、CMソング集が¥1,200、もう一枚のは¥2,500。
いやぁ、このパンフがすごい! DISCOGRAPHYとBIOGRAPHYが一緒になったすんごく詳しいヒストリーリスト、その次は、"COMPLETE RECORDED TITLES 1975-1998"と題された曲目リストが300曲近くも載っている。そしてその次には、"TATSURO YAMASHITA SONG BOOK"という、他人への提供曲のリストが、懐かしいジャケットと共に載ってるんです。
ほとんど写真集というか、写真だけ載せておしまい、っていうパンフが多い中、これはとても価値のあるパンフだと思いました。これで¥1,800なんて安いもんです。
あぁ、久保田もこういうパンフ作ってくれないかなぁ.....(^^;)
また、パンフと共に買ったCDですが、これまた涙モノ。¥1,200のCMソング集、正確には「山下達郎 CM全集 Vol.1 Second Edition」というものなのですが、1974年の不二家ハートチョコレートなんてものから、いちじく浣腸(そんなCMまで手がけていたんだ^^;)、TRIO FM の時報ジングル、「悲しみのJODY」の元になったサウンズ・ウィズ・コーク テーマ'82 などまで入ってて、これもかなり貴重なものを手に入れることができました。
話はそれましたが、さて、ホールの中へ。記憶通り、パイプオルガンのある、思ったより大きなホール。でも椅子はちょっと古っぽい。そういやぁ、約一月前はここで紅白歌合戦やってたんだなぁ、SMAPもいたわけか.....なんて感慨にちょっと浸った。
席は2階のかなり後ろの方だったけど、まぁ見れるだけで十分。
BGMにはよく「サンデーソングブック」でかけてそうな、'70年代っぽいものがかかってました。セットは、なんていうか、海辺の街をイメージしてるんでしょうか、右と左には建物があり(ホテルとか、バーみたいな感じになってる)バックには海、海岸線にもずっと建物が連なってるという感じ。(途中で気付いたのですが、バックに描かれている灯台は、ちゃんと点滅をしていました)
ステージはちょっとした広場というイメージでしょうか、小さい噴水もありました。
いよいよ客電が落ち、このために録音したであろう、おそらく達郎さんの声を多重録音したようなきれいなハーモニーが響き渡って開演です。
曲順はこちらにあるようですので、ここでは細かくは書きません。
今回は、7年振りということで、演奏する曲は、まず自分のやりたいものをやる、ということで決めたそうです。懐かしいものが多く、楽しめました。
MCではさかんに「7年振りのLIVE」という言葉を連発していましたが、そんなことも感じさせずとてもパワフルな達郎さんでした。なんでも、10年前に煙草をやめてからは、それ以前よりも声がよく出るようになったとのこと。ほんと、声量もあるし、美しい歌声です。
当日は東京地区でのツアー最終日ということで、業界の人も来てるんだろうなぁ....なんて思っていたのですが、MCでも、「今日は業界の方もたくさん来てますけど、いつもは(腕を組むかっこうをして)こうやって見てる方も、今日は私の誕生日でもありますし、ノッて下さい」みたいなことを言ってました。
帰る時、業界人に会わないかなぁなんてちょっと見まわしてみたけど、誰にも会えませんでした。(^^;)
NHKホールというのは今回のツアーで初めて使うんだそうで、こんなキャパ(3443人)でやるのも初めてなんだそうです。で、「NHKホールといえば、『紅白歌合戦』、『ふたりのビッグショー』(ここで笑いが起こる)なんていう、大スターが出るステージですよ。ここには、大スターの血と汗と涙がしみ込んでるんです。」なんてことを言ってました。しかし、『ふたりのビッグショー』なんてよくパッと出てくるなぁ....(^^;)
また、「今日は隣の渋谷公会堂ではKiroroがやってるようで、ダフ屋も山下達郎とKiroro持ってるという..... 今夜は山下達郎対Kiroroの渋谷決戦、負けてられませんよ」なんてことも言ってました。(笑)
そうそう、「昨日娘が38度8分の熱を出して、冷蔵庫を開けてゴホゴホとやってたので、『コラ、うつすなよ』と怒った」とかいう話をしてました。で、結局達郎さんは前夜はホテルに泊まったそうです。
気になる髪の毛についても冗談っぽく言ってましたねぇ。で、「最近は客席にも人のこと笑ってられない人がいますから」なんて言ってました。
昨年のツアーが始まる前の数ヶ月はこれまでにないほどの忙しさだったそうで、レコード会社の人(元少年隊のマネージャをしていたそうです)に、「達郎さん、少年隊より忙しいですね」などと言われたという話もしてました。竹内まりやさんの「カムフラージュ」のイントロの部分なんて、朝7時頃録ったんだそうです。
話をLIVEの中身に戻しますと、お約束のクラッカー(といっても私はお約束だというのは知らなかったけど)、とか、達郎さんが脚立に上がって歌うってのもやってましたねぇ。
アンコールに入る際、客席からステージの方へ、プレゼントを持った人達がわんさか集まってきました。人が来てはプレゼントを渡して、握手をしてもらって帰り、というのがかなり長い間続きました。全部で100人ぐらいもいたんじゃないでしょうか。
その間、バンドメンバーは気を利かして、BGMを演奏してました。
また、大きなケーキも出てきまして、客席も一緒になって、Happy Birthday To You の歌を歌いました。
そして、コーラスが最初は3人だったのが、アンコールあたりで4人に増えてました。私は後ろの方だったので、顔ははっきり見えなかったのですが、なんと竹内まりやさんがひょっこり現れていたのでした。
メンバー紹介のときには、まりやさんのところで、紹介はせず、ズッコケるフリをしてました。
そういえば、バンドメンバーには、SMAPのCDでも見かける方々がいらっしゃいます。
Drumsの青山純さん、シンセサイザーの重実徹さん、コーラスの佐々木久美さん(元スクールメイツだそうです)などなど。
いやぁ、長いLIVEでした。18:40ぐらいから、22:15ぐらいまでだったかなぁ。
達郎さんも「(あまり話が長いと)そのうちさだまさしとか言われる」なんて言ってました。
帰り際、ロビーで「Niagara」と書かれたLPを手に持って振っている人がいました。ネット仲間かなんかの集会でしょうか.....(^^;)
また、ロビーにはたくさん花輪が飾られていまして、覚えているのは、松本隆さんと、ジャニーズエンターテインメントですね。(もっと他にもいっぱいありましたけど....)
こんなレポートでは物足りない方(がほとんどだと思います、^^;)へ、もっとちゃんとしたレポートがあるようです。
こちらをご覧下さい。
そして、ここからは貴重な裏話。
出典は、FM Yokohamaで毎週日曜夕方5:00から放送されている松尾"KC"潔さんの「NISSAN SOUL SYSTEM」という番組(1999年2月7日放送分)です。
LIVEが終わった後、達郎さんの誕生日パーティーが開かれたそうです。(場所は明らかではない)
パーティーでは、まりやさんの(おそらく)手作りの、かなりデコレーションの施されたケーキが出てきたそう。
そしてパーティー会場には、なんと、木村拓哉さん、福山雅治さん、(そして何故か)笑福亭鶴瓶さん、さとう珠緒さんなどがいらっしゃっていたそうです。
(う〜む、木村君が来ていたなんて!! これはまりやさんつながりかなぁ....。
でも以前木村君の「What's Up SMAP」っていう番組が日曜の午後1:30からの放送だったとき、最後にいつも、「次は僕と同じロン毛仲間の達郎さんの番組です」とかって言ってたよなぁ....(笑)
さとう珠緒さんは、聞いたところによると、達郎さんと同じ事務所(?)だとかで達郎さんのビデオクリップに出ていたそうですね。)
達郎さんは松尾さんに会うなり、こんなことを言ったそうです。
達郎氏「ついに、松尾潔がオレのコンサートに来る時代かぁ」
で、松尾さんは思わず、名のある方に失礼とは思いながらも、
松尾氏「どういう意味ですか!?」と言ってしまったそうです。
すると、
達郎氏「僕も、まぁね〜、BMR(ブラックミュージックレビュー)とか定期購読してるからね。」
とマニア同士の光線(笑)を送ってきたとのこと。
ここで松尾さんは、「最低5年、おそらく10年ぐらいは達郎さんから目が離せないですね」と番組で言っておりました。
で、またそのときの会話に戻ると、
達郎氏「KC(KCって言われるんだけど(^^;)....と松尾さん)、一体いくつなの、あんた?」
松尾氏「31なんですけど.....」
達郎氏「(ちょっと間を置いた後)……、(仕事歴)長くない?」
と聞いてきた。で、
松尾氏「子役あがりですから」
と言ったら竹内まりやさんが笑ってくれた、とうれしそうに語ってました。(笑)
「ちょっとネタ揉み過ぎみたいな感じありますけどね」といたずらっ子のように笑っている松尾さんでありました。
充実した内容のパンフに感動しているくだりがありますが、達郎さんは近年のライブMCでも言ってますよね。
他のアーティストのパンフはほとんど写真集、でも、私はそれだと売れないから企業努力してます、みたいなw
誕生日パーティーに笑福亭鶴瓶さんがいらっしゃってたというくだりがあり、「何故か」と書いてしまっていますが、いまだにお二人のつながりのきっかけは分からないんですが、鶴瓶さん、なんと2010年のツアーラストの八戸公演にお花を贈ってくださってたんですよね〜。
地方公演って、東京と違ってこういうお花ってほとんど無いのですが(せいぜいイベンターとかFM局とかぐらいですね)、鶴瓶さんから来ていて感動しました。
ブレブレですねぇ。(^^;)
どうにか読んでみると、「行けなくてごめんなさい。ラストも頑張って下さい 笑福亭鶴瓶」って書いてますね。
あと、文中でリンクしている以下のページ。
http://www.fujiint.co.jp/HEY/report/gyotoku4.html
見事にリンク切れです(^^;)
Internet Archive Wayback Machine で探してみても、見事に「gyotoku4.html」ってのだけ無い・・・
魚拓取っておくんだったな〜。
そう考えると、15年も前のデータをこうやって
放置している残している自分、偉いぞ、と(笑)
(っていうようにでも解釈しないと毎月の維持費がね・・・(^^;))
そして、当時松尾さんは「最低5年、おそらく10年ぐらいは達郎さんから目が離せないですね」とおっしゃってたわけですが、10年どころじゃないですね、15年経ちましたが達郎さんもまだまだ現役です。
今年のマニアックツアー、どうにか2箇所は確保できましたが、他の会場も取れるといいなぁ。
(達郎さんライブのチケット確保の難しさはジャニーズ並みですから)
ということで、明日、というか日付変わって今日の松尾さんのトークイベント@新宿タワレコ、楽しみです。
そうそう、こんな本もありましたね。
東京ロンリーウォーカーは2冊も持ってました。(^^)
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松尾 潔
スペースシャワーネットワーク
¥ 1,944
(2014-05-30)
コメント:表紙の写真に使われてるアー写、かっこいいですよね。
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